明日にはもう忘れている

ブレインストーミング

ファッション「0」

「オシャレになりたい!」

そう強く思ったのは、高校の修学旅行の時だった。

 

<高校時代>

僕は、高校時代はろくに友達もいなかったのだが、

修学旅行でオシャレすることで、心機一転でみんなの目が変わると本気で思っていた。

 

修学旅行のために、新しい服も買った。

当時の勝負服も持って行った。

2泊3日のコーディネート、着まわしまで完全にシミュレーションしていった。

 

しかし、僕のプランは初日に打ち砕かれた。

僕が、オシャレだと思って、買った服を少なくとも3人の男が着ていた。

 

友達がいなかった手前、僕の服に対して、何にもコメントをもらえなかったが、

同じ服を着ている人(友達多い)が「中学生みたいなファッションやなw」って言われているのを耳にして、すぐにでも服を脱ぎたくなった。

 

一方、リア充たちは、オシャレな服に身を包み、男女グループでわいわい修学旅行を楽しんでいた。

 

今思うと、自分でもあきれるほど、ダサい服を着ていたと思う。

ピンクのチェックシャツで背中によくわからない英語が書いてあるような服だった。

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ズボンもダボダボで靴もどこのかわからないスニーカーだった。

配色もシルエットも今思えば最悪のミスチョイスをしていたと思う。

 

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(※画像はイメージです。)

 

それを本気でオシャレだと思っていたのだからあきれる。

この日をきっかけに、オシャレになりたいと思うようになった。

 

<浪人時代>

そして、浪人時代、京都に毎日通ってた僕は、ヨドバシカメラの上層階にあるセレクトショップで服を買うようになった。

といっても、自分が直感的にオシャレだと思った服や、雑誌に載っていた服、店員さんに勧められた服を買っていた感じだ。(店員さんに絡まれると断り切れなかった部分も大きい)

 

また、このころは、ユニクロとかファストファッションを否定しがちな典型的な勘違い君だった。

高校時代と違い、友達が0でなかった分、そういうことを大声で言っちゃう奴だったからなおさらタチが悪い。

 

また、高校時代よりはマシになったが、オシャレになりきれてない分、派手な色の服を着れば良いと思っていた節もあった。

 

また、カーディガン=オシャレという認識から、カーディガンを買いまくり、服が一時期カーディガンだらけになった。

 

このころの一番印象的なファッションは、ピンクのTシャツに青のカーディガン、チェックのチノパンにスニーカーという何ともカジュアル全振りで配色もやかましかった。

 

中高一緒のリア充に久しぶりに会ったときに「大学デビューしたん?w」と彼女を連れて言われたことを覚えている。

 

<大学1~2年>

浪人時代からあまり進歩していない。

派手な服=オシャレとかまだ思っている節もあったのと、理系の中でも結構オシャレな方だと思っていたので、あいつはダサいとかあいつはまあまあオシャレとか勝手に思うようになっていた。

 

大学初期のコーディネートはダサいというより痛い感じだった。

リア充に舐められたくないと思っていたからだ。

白のジャケットや赤や白のチノパンなどオシャレ上級者でも着こなすのが難しい服を着ていた。

妙に視線を感じるようになったが、「オシャレ」だと思ってみているんだろうなと思っていたので逆に気持ちよかった(笑)

 

これは、大学1年の春休みで、サークルで旅行に行った時の写真だ。

このころは、少し落ち着いてきたが、赤のタートルネック着たり、よくわからんボーダーニット着たり、相変わらず、今見たら意味不明な配色だ。

髪の毛もボサボサ。

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<大学2年 冬>

転機が訪れたのは、大学2年の冬。

出会い系アプリPairsで、女の子とのデートで大失態を侵した時だ。

 

クリスマスに向けて彼女をつくろうとした時期に大失態を侵してしまったショックから、岡田尚也さんのTAVを購入した。

二度とこんなにつらい思いをしたくないと思ったからだ。

 

そして、この時から、ダルビッシュしんごさん、岡田尚也さんにファッションについて相談するようになり、自分のファッションを見直し、真のオシャレになるために試行錯誤を繰り返すこととなる。